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来週の株式相場に向けて=2万5000円台の維持試す、ビッグイベント一巡で材料難も

市況
2020年11月13日 17時52分

今週は、日経平均株価が12日まで8連騰を演じ、29年ぶりに2万5000円台に乗せた。3日の米大統領選の通過をきっかけにそれまでの様子見姿勢を決め込んでいた国内外の投資家も株式市場に参入。NYダウの強調相場と連動して、東京市場も上昇基調を強めた。ただ、足もとでは新型コロナウイルス感染拡大の懸念も台頭している。米大統領選や決算発表というビッグイベントも終了するなか、目先はやや上値の重い展開となる可能性もありそうだ。来週の日経平均株価の予想レンジは2万4800~2万5600円。チャート上の節目である2万5000円台をキープし値固めができるかが焦点となる。

今回の上昇相場の要因として、米大統領選の一巡によるショート(売り)ポジションの巻き戻しに加え、「日本企業の決算内容が底堅く、大手企業の上方修正が相次いだ」(アナリスト)ことが指摘されている。トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>、任天堂<7974>などが増額修正を発表し、全体相場を押し上げた。ただ、今週をピークに決算発表は一巡するため、「来週からは売買の手掛かり材料に欠ける」(市場関係者)状況も予想される。そこへ新型コロナ感染拡大の警戒感が加わり、利益確定売りは出やすい地合いだ。2週連続で大幅高となっただけに、当然の一服も予想される。もっとも、「2年間抜くことができなかった2万4000円台の抵抗線をようやく突破した意味は小さくない」(テクニカルアナリスト)との見方が多い。調整場面があれば、冷静に対処したい。

来週は海外では16日に11月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日に米10月小売売上高、18日に米10月住宅着工件数が発表される。これら経済指標が堅調な内容となれば、相場の押し上げ要因となる。日本では16日に7~9月期国内総生産(GDP)速報値が発表される。市場ではGDPは前期比年率で18.9%増を予想している。19日にアララ<4015>が東証マザーズに新規上場する。加えて、国内外ともに新型コロナの感染者数の推移は注目されそうだ。(岡里英幸)

出所:MINKABU PRESS

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