東京株式(前引け)=続落も値上がり銘柄数が値下がりを大幅に上回る

市況
2020年12月8日 11時46分

8日前引けの日経平均株価は前営業日比72円33銭安の2万6475円11銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億301万株、売買代金概算は9705億2000万円。値上がり銘柄数は1273、対して値下がり銘柄数は773、変わらずは125銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に加速していることを受け目先利益確定の動きが優勢となった。ただ、前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数は連日の最高値に買われており、東京市場でもグロース株の押し目を拾う動きが観測され、日経平均の下げ幅は限定的となった。TOPIXはわずか0.63ポイントの下げにとどまっている。また、値上がり銘柄数が1270あまりに達し、値下がり銘柄数を大幅に上回っている。一方、売買代金は低調で前引け段階で1兆円を下回った。

個別ではANAホールディングス<9202>が安く、ファーストリテイリング<9983>、日本電産<6594>も冴えない。ファナック<6954>も売りに押された。東京製綱<5981>が急落、メディカル・データ・ビジョン<3902>も急落した。半面、売買代金トップの任天堂<7974>が堅調、エムスリー<2413>も買いが優勢、ブイキューブ<3681>も上昇した。村田製作所<6981>、キーエンス<6861>なども高い。岩谷産業<8088>が物色人気、タツタ電線<5809>、日本電波工業<6779>などが値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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