山田債権は小幅続落、20年12月期の最終赤字転落を警戒
山田債権回収管理総合事務所<4351>は小幅続落。26日取引終了後、20年12月期の連結最終損益は従来予想の8200万円の黒字から一転、1億8900万円の赤字(前の期は5億7500万円の黒字)に転落する見通しを明らかにした。売上高は26億5000万円から20億9500万円(前の期比2.7%減)に下方修正した。サービサー事業では、既存の購入決済権からの回収がずれ込んだほか、新型コロナウイルス感染拡大に伴い債務者への回収配慮や法的回収手続きの停滞があった。また、派遣事業も主要派遣先による時短勤務の導入などの影響が出た。この売上高の減少が業績悪化要因に働いた。