【今週読まれた記事】視線集中! 押し寄せる“半導体”ビッグウェーブ
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は1月23日から29日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
待望の“押し目到来”か、“トレンド崩壊の序章”か――。今週の日経平均株価は前週比968円安の2万7663円。終値では1月7日以来の2万8000円割れとなりました。2万8000円は多くの投資家が意識していたラインと思われます。これを押し目買いのチャンスと見るか上昇トレンドの終了と見るか、見解が割れそうな展開です。
25日に<相場観特集>で見通しを伺った証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏は、「いったんは調整局面となり2万7000円が意識される展開もあり得る。ただし、その場合でも全体的な上昇トレンドは変わらないだろう」と、調整局面に入ってもそれは買いの好機になると想定しています。
「富田隆弥の【CHART CLUB】 『材料出尽くし感が漂う時期』」の富田氏は、21日執筆の記事で「外国人投資家は1月の第1週(-1752億円)、第2週(-3846億円)と連続で売り越している」と、海外勢が利食いに動いている可能性を指摘しています。「投資部門別売買動向」によると、1月第3週の海外投資家は現物でも売り越しとなっており、注意が必要かもしれません。
相場コラムは今週も多くの方に読まれすべてアクセスランキングの上位入りとなっています。その週の市場の空気を感じることができるのも相場コラムの良いところ。どの記事もお見逃しなく。
【杉村富生の短期相場観測】 ─ アメリカは大統領の「ハネムーン期間」に突入!
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 京都銘柄の投資チャンスを見逃すな!
武者陵司「半導体不足は日本ハイテク復活の予兆である可能性」<前編>
武者陵司「半導体不足は日本ハイテク復活の予兆である可能性」<後編>
大谷正之氏【強気優勢の地合い継続か、2月相場を読む】(1) <相場観特集>
窪田朋一郎氏【強気優勢の地合い継続か、2月相場を読む】(2) <相場観特集>
各国で「半導体」の需給がひっ迫しています。背景には自動車産業の電気自動車(EV)シフト、巣ごもり・テレワーク普及による民生用電子機器需要の急増、5G・IoTや再生可能エネルギーの設備投資需要に加え、米国の対中制裁も供給不足に関わっています。これらはどれも一過性のものではなく、半導体需要は今後長期にわたって拡大を続けてゆくと思われます。今週のアクセスランキングトップを獲得した「『半導体&電子部品』ビッグウェーブ到来、『最強布陣10銘柄』を追え <株探トップ特集>」は、注目を浴びている半導体関連に加え、同じく需要の急増が見込まれる「電子部品」関連も加えた最強の10銘柄をピックアップし、断トツのアクセスを獲得し首位に輝きました。
半導体関連への投資家の視線は熱く、ランキング2位に「『半導体』がランキング首位、世界的な半導体不足で業界に地殻変動<注目テーマ>」が、12位に「『半導体商社』が7位、半導体セクターのなかで割安さ際立つ<注目テーマ>」がランクインする結果となりました。そのほか投資テーマ関連では以下の記事も人気となっています。
バーゼル条約改正で商機、異彩放つ「廃プラリサイクル」関連株 <株探トップ特集>
コロナと行政デジタル化で活躍の舞台へ、「コールセンター関連」に株高召喚 <株探トップ特集>
アクセスランキング3位には、2000社を超す3月期決算企業の中から“配当利回り”が高水準かつ業績好調で減配リスクが少なくキャピタルゲインも狙える有望銘柄を選出した「今だからこそ『高配当バリュー株』、好業績で値幅取りも狙える有望6選 <株探トップ特集>」がランクインしました。
また、4-12月期(第3四半期累計)決算を目前に、上期(4-9月)の業績好調で上方修正の可能性が高い“中小型株”にスポットを当てた「発表迫る、好業績の中小型株【業績上振れ】候補 <成長株特集>」が〔第1弾〕〔第2弾〕共に上位入り。そのほか高配当利回り銘柄や「10万円以下で買える」シリーズの<割安株特集>も定番人気となっています。
発表迫る、好業績の中小型株【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>
発表迫る、好業績の中小型株【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>
まだ間に合う、1月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
10万円以下で買える、高ROE&低PBR 22社【東証1部】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、高ROE&低PBR 13社【2部・新興】編 <割安株特集>
26日より、4-12月期決算発表の集中期間に入りました。株探では「第3四半期決算が本格化、日経平均3万円乗せへ追い風は吹くか <株探トップ特集>」を配信し、今回のポイントや市場全体に影響を与えそうな注目銘柄を解説しました。決算発表の集中期間は2月15日まで続きます。コロナ禍からの回復度合いを見極める非常に重要な期間であり、目が離せません。
決算発表の集中期間中、株探では特別態勢で記事を配信します。引け後配信している【サプライズ決算】は、16時に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時15分と15時40分に配信します。引け後の材料を一覧できる株探の看板記事【明日の好悪材料】と併せて銘柄選択にお役立てください。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月22日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月25日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月26日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月27日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月28日発表分)
更に、その日“増収増益”を発表した銘柄をリストアップした「コロナ禍の“復活度”に注目、10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集>」を毎日配信しています。多い日で数百に及ぶ決算発表をすべてチェックするのは大変な労力です。ぜひこのリストをご活用ください。
コロナ禍の“復活度”に注目、10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 1月27日版
コロナ禍の“復活度”に注目、10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 1月28日版
株探プレミアム専用コラムは、今週は2記事を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第57回、「『人気者・レプリケーション』戦略で高値膠着の難局を打開!」。レプリケーション(複製)戦略とは、安定的に高いパフォーマンスを上げている投資信託の上位組み入れ銘柄を参考に銘柄選定を行うこと。ただ、レプリケーションをするためには、投資信託に組み入れされた上位銘柄がどのような特徴をもつのか精査する必要があり“技術”と“手間”がかかります。今回はそんな手間をプロの技術をもつ大川さんにお任せし、該当する銘柄をリストにして掲載しました。
2記事目は「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技 順張りのリバモさん。の場合」の最終回「残念! “20倍スター株”BASEに乗り遅れ、その挽回は『2匹目のドジョウ作戦』」。最終回では、コロナ禍のスター銘柄“BASE”を取り逃がした経験をバネにして“順張りのリバモさん。”が現在取り組んでいる『2匹目のドジョウ作戦』について掘り下げます。たとえ逃した魚がどれほど大きくとも嘆いたりせず、相場の中で常にリベンジを狙い続けていく真摯な姿勢が印象的です。2記事ともプレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけますので、ぜひチェックをお願いいたします。
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テクニカルアナリストの横山利香さんによる「株探」の世界を隈なく探索するための実践ガイド「ゼロから始める『株探』の歩き方 ― (34)有望成長銘柄は決算や業績修正から発掘しよう!【市場マップ】」が配信されました。今回はマーケット全体や個別銘柄の動きをいち早く察知するための技を伝授。「市場マップ」の詳細な使用法に加え、「決算速報」との合せ技で効率的な情報収集ができます。更に「株価注意報」で動意づいた銘柄をピンポイントでチェックするテクニックも。この連載を読んでぜひ“株の達人”を目指してください。
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