NTTデータがマドを開け大幅高、4~12月期好決算受け19年9カ月ぶり高値圏浮上
エヌ・ティ・ティ・データ<9613>がマドを開けて大幅高、一時11.6%高の1733円まで買われる人気となり昨年来高値を更新。時価は2001年5月以来19年9カ月ぶりの高値をつけた。NTTグループのシステムインテグレーターで業界最大手に位置するが、業績面では強みとする官公庁や金融業界向け案件獲得に加え、不採算案件の減少による利益率改善が寄与している。4日取引終了後に発表した20年4~12月期決算は営業利益が前年同期比14%増の1069億1000万円と2ケタ成長を確保しており、これを評価する買いを呼び込む格好となった。