東京株式(前引け)=続急伸、大型株への買い一段と活発化
16日前引けの日経平均株価は前営業日比480円04銭高の3万564円19銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億73万株、売買代金概算は1兆4453億5000万円。値上がり銘柄数は942、対して値下がり銘柄数は1141、変わらずは108銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は前日に続き買い意欲の強い展開となり、日経平均は大幅続伸、480円高とほぼ前場の高値圏で着地した。前日の米国株市場は休場だったものの欧州株市場が軒並み高に買われた流れを引き継ぎ、景気敏感セクターなどを中心に大型株に外国人買いとみられる大口の買いが流入、全体相場を押し上げる格好となった。ただ、中小型株には安い銘柄も目立ち、値下がり銘柄数が値上がり数を上回っている。売買代金は1兆4000億円台と高水準。
個別では任天堂<7974>が売買代金トップで大幅高に買われたほか、ソフトバンクグループ<9984>も高い。ファーストリテイリング<9983>も値を飛ばした。東京エレクトロン<8035>、エムスリー<2413>なども買いを集めた。セレス<3696>、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>がストップ高に買われ、ギフティ<4449>、ニプロ<8086>も活況高。半面、トヨタ自動車<7203>が軟調、SMC<6273>も下落した。ブイキューブ<3681>が売られ、ダブル・スコープ<6619>は急落。インフォマート<2492>、ニチコン<6996>なども値を下げた。