東京株式(前引け)=反落、買い手控えられ86%の銘柄が下落

市況
2021年4月8日 11時46分

8日前引けの日経平均株価は前営業日比110円68銭安の2万9620円11銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億7038万株、売買代金概算は1兆2645億円。値上がり銘柄数は261、対して値下がり銘柄数は1882、変わらずは47銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちだったことを受け、手掛かり材料難のなか利益確定の売り圧力が優勢となった。国内で新型コロナウイルスの感染者数が再び拡大していることが重荷となっているほか、米中関係の悪化などが警戒されている。企業の決算発表本格化を控え、様子見ムードが強いなか、値下がり目銘柄数は全体の86%を占めている。ただ、半導体関連の主力株などには押し目買いも観測され、朝安から切り返す銘柄も散見される。

個別ではソニーグループ<6758>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも下げた。日本航空<9201>も安い。ファーマフーズ<2929>が売られ、サイバーエージェント<4751>も軟調。三光合成<7888>、ユーグレナ<2931>が大幅安、マネックスグループ<8698>の下げも目立った。半面、任天堂<7974>が堅調、ファーストリテイリング<9983>もしっかり。キーエンス<6861>、エムスリー<2413>が買い優勢、日立金属<5486>も上昇した。シュッピン<3179>が値を飛ばし、ラクーンホールディングス<3031>も大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.