個人投資家・有限亭玉介:国策「子育て支援関連株」にトレンド化の兆候あり【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2021年4月17日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2021年4月12日10時に執筆

デジタル庁に続いて「子ども庁」の創設を菅内閣が検討していると伝わった事で、保育や子育て関連が物色されました。デジタル庁のような潮流が子ども庁でも起こるか個人投資家としてこの「国策」には注視したいところです。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

市場の反応を見ると子ども分野に関連して、女性の働き方をサポートする企業にまで波及している印象も受けます。幼稚園のコンサルを手掛ける幼児活動研究会<2152>や育児関連メディアを運営するベビーカレンダ-<7363>は菅総理の発言後に物色されておりましたな。

そもそも令和になった今の時代、「子育て=女性」という考え方も変えなければいけませんねぇ。女性は内助の功だなんて古い考えは捨てて、協力し合って子育てができる環境というのは先進国であれば当然という認識が必要かもしれません。1960年代後半のウーマン・リブ運動からこの潮流は今も尚、継続しているのです。

子ども庁の議論はまだ始まったばかりですので、これからどのように具体案が出てくるのかわかりません。一部では解散総選挙を見据えた支持率維持の為とも言われていますが、それでも具体案が本格的に施行されるようになれば、恩恵を受ける国民は多いと思われます。

不妊治療の保険適用拡大を推進している菅総理ですので、子ども庁の構想においても有言実行せずに終わるという事は無いとあたくしは考えます。ここから女性の社会進出や男女の格差是正など議論が展開していく可能性もあるのではないでしょうか。

最近はコロナばかりがニュースで取り上げられているので、重要な政策を見落とさないようにしたいものですよ。子育てや子どもの教育、働く女性を応援するような企業の上場も今後は増えていくかもしれません。

保育施設を運営するキッズスマイルHD<7084>やさくらさくプラス<7097>、グローバルキッズCOMPANY<6189>など菅総理の発言後に動意しております。働く女性を増やす為には当然ながら保育所は必要不可欠です。こども庁の政策がどのような影響を与えるのか期待は高まっております。

子育て支援最大手であるJPHD<2749>は3月29日に21年3月期の経常利益を上方修正すると、過去最高益をさらに上乗せする予想です。4月1日から新たに14施設を運営開始しており、同社の支援施設は合計で303施設となり業界での地位は高いと見ております。

子育て女性向けの就労支援サービスや、放課後事業を展開するSERIOHD<6567>も子ども庁関連としてチェックしております。仕事と子育ての両分野をサポートしている同社は、女性からのニーズを汲み取ったビジネス展開をしていくと思われますな。

保育園運営からベビーシッターサービス、家事代行や保育系人材の養成講座の提供まで幅広い事業を展開するテノ.HD<7037>は、将来的には育児・家事・介護をしても働き続けられるようなサービスを提供できるようビジョンを掲げております。

携帯電話の値下げやデジタル庁など新しい政策を打ち出してきた菅総理は、子ども庁でも縦割り打破の構造改革が成功するか注目したいところです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《RS》

提供:フィスコ

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