「サイバーセキュリティ」が19位にランク、政府の次期戦略案で米国などとの連携強化を明記<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が19位となっている。
政府は7日、サイバーセキュリティ戦略本部の会合を開き、今後3年間の基本方針となる「次期サイバーセキュリティ戦略案」をまとめた。このなかで、中国やロシア、北朝鮮はサイバー能力を構築・増強し、情報を盗み取ることなどを狙ったサイバー攻撃を行っているとみられると指摘。外交・安全保障上のサイバー分野の優先度をこれまで以上に高めるとともに、米国やオーストラリア、インド、東南アジア諸国(ASEAN)などとの連携を強化することが明記された。
また、2022年度予算の概算要求に向けた重点化方針として、「経済社会の活力の向上及び持続的発展」「国民が安全で安心して暮らせるデジタル社会の実現」「国際社会の平和・安定及び我が国の安全保障への寄与」「横断的施策(人材育成など)」の4分野を掲げ、サイバー攻撃への対応力を高める方針を示した。
最近では米IT企業が標的となるなど大規模なサイバー攻撃が相次いでいることもあり、デジタルアーツ<2326>、ソリトンシステムズ<3040>、セキュアヴェイル<3042>、テリロジー<3356>、FFRIセキュリティ<3692>、フーバーブレイン<3927>、アズジェント<4288>、HENNGE<4475>、サイバーセキュリティクラウド<4493>といった関連株に注目しておきたい。