東京株式(前引け)=続落、新型コロナ感染拡大を警戒

市況
2021年7月15日 11時45分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比264円66銭安の2万8343円83銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は4億6250万株、売買代金概算は9904億円。値上がり銘柄数は580、値下がり銘柄数は1480、変わらずは126銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売りが優勢となり、日経平均は安く始まった後、次第に下げ幅を広げる展開となった。国内での新型コロナウイルスの感染拡大が、経済活動に与える影響が懸念されているほか、外国為替市場で1ドル=110円台を割り込むドル安・円高も嫌気された。売買代金上位の主力銘柄への売りが目立つ。業種別では自動車セクターが軟調なほか、電鉄株などへの売りも目立つ。原油市況安を背景に資源開発関連株なども安い。全体売買代金は1兆円を下回った。

個別ではファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げ、任天堂<7974>も軟調。日立製作所<6501>も売りに押された。レノバ<9519>が大幅安、ファナック<6954>なども安い。セラク<6199>、ラクス<3923>が急落、ラウンドワン<4680>の下げも目立つ。半面、アドバンテスト<6857>がしっかり、タマホーム<1419>も買われた。IDOM<7599>が急騰、ERIホールディングス<6083>も大幅高。このほか、三光合成<7888>が商いを伴い値を飛ばしている。

出所:MINKABU PRESS

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