「工作機械」が27位にランク、受注好調で業績拡大に期待<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「工作機械」が27位となっている。
工作機械の受注は回復基調を強めており、関連銘柄に再評価機運が膨らんでいる。日本工作機械工業会(日工会)の調べによると6月の受注金額は96.6%増の1320億8100万円と8カ月連続で前年実績を上回った。受注金額は2018年12月以来、2年半ぶりの高水準にあり、新型コロナウイルスが感染拡大する前の状況を上回っている。特に、自動車や半導体向けなどが好調だ。先週末の30日には牧野フライス製作所<6135>が、22年3月期の連結営業損益を20億円の黒字から71億円の黒字(前期は36億1200万円の赤字)に見直す増額修正を発表した。安川電機<6506>やファナック<6954>も業績の増額修正を発表しており、今後も工作機械関連銘柄の好業績発表が続く可能性が高い。DMG森精機<6141>やアマダ<6113>、ソディック<6143>、岡本工作機械製作所<6125>などの動向に注目したい。