東京株式(前引け)=大幅安、米株急落受けリスクオフ一色に

市況
2021年9月29日 11時46分

29日前引けの日経平均株価は前営業日比741円82銭安の2万9442円14銭と続急落。前場の東証1部の売買高概算は7億4613万株、売買代金概算は1兆8049億円。値上がり銘柄数は213、対して値下がり銘柄数は1899、変わらずは42銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の欧州株市場が全面安となり、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合指数ともに急落となったことを受け、朝方からリスク回避の売りが集中した。インフレ懸念を背景とした米長期金利の上昇が警戒され、ハイテク株などを中心に下値を売り込まれる展開に。日経平均は一時800円を超える下げをみせた。前引け時点の値下がり銘柄数は東証1部全体の87%を占めるなど売り一色の様相となった。

個別では東京エレクトロン<8035>が大幅安、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体関連が安く、キーエンス<6861>の下げも目立つ。ダイキン工業<6367>、村田製作所<6981>なども値を下げた。ヒマラヤ<7514>が値下がり率トップに売られ、ヒューリック<3003>も急落。半面、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>などは買いが優勢。日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>、エイチ・アイ・エス<9603>なども上昇した。アイビーシー<3920>、クックパッド<2193>は大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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