「脱炭素」が4位にランク、カーボンニュートラル実現に向けトヨタは産総研と共同研究へ<注目テーマ>

特集
2021年10月14日 12時20分

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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「脱炭素」が4位となっている。

トヨタ自動車<7203>と豊田中央研究所、産業技術総合研究所は12日、エネルギー・環境領域での先端技術開発の加速と実用化に向けた共同研究の検討を始めたと発表した。

具体的には、「カーボンニュートラルを実現するためのエネルギーシナリオの構築」「カーボンニュートラルと経済合理性を両立する街のエネルギーネットワークの構築」「車載用高効率太陽光発電システムの開発」「水素を作る、運ぶ、使うための要素技術の開発」の4つの項目から共同研究を検討するという。3者は多方面からさまざまな技術の可能性を探るとともに、新たなパートナーとの連携についてもオープンに検討し、共同研究の成果が社会で実装され普及し定着することを目指すとしている。

岸田文雄首相が就任後初の所信表明演説で、「2050年カーボンニュートラルの実現に向け、温暖化対策を成長につなげるクリーンエネルギー戦略を策定し、強力に推進していく」と述べていることもあり、こうした取り組みは今後も続くことが予想される。

このほか直近では、日立製作所<6501>が8日、研究開発拠点「協創の森」で脱炭素関連技術を活用したエネルギーマネジメントシステム実証環境の運用を開始したと発表。ENECHANGE<4169>は9月30日、海外のエネルギーベンチャー企業への投資に特化した「脱炭素テックファンド」を組成したことを明らかにしている。

出所:MINKABU PRESS

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