10万円以下で買える、高ROE&低PBR 27社【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2021年10月29日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証1部上場企業では655社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点からROEに注目した。ROEが高い銘柄は効率的に株主資本を活用できているといえるほか、機関投資家が投資先候補として選定することも期待される。また、割安株という観点から、理論上の解散価値であるPBRが1倍を下回る銘柄に絞り込んだ。

下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)予想ROEが9%以上、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる27社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※ROE、PBR、最低投資金額は29日現在)

なお、31日(日)16時00分に「10万円以下で買える、高ROE&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資   予想    

コード 銘柄      金額   ROE  PBR

<3315>日本コークス  15200  10.46  0.86

<1514>住石HD    15700   9.74  0.69

<8897>タカラレーベ  31000   9.19  0.64

<8016>オンワード   33700  12.60  0.70

<9274>国際紙パルプ  37000   9.41  0.60

<6742>京三      47900  23.33  0.88

<1821>三井住友建設  48300   9.98  0.75

<9119>飯野海     54700  10.05  0.73

<4005>住友化     56000  12.95  0.85

<3861>王子HD    56400   9.02  0.72

<1890>東洋建     57000   9.56  0.85

<6165>パンチ     58100  10.59  0.93

<8203>MrMax   59400  10.54  0.69

<1887>日本国土開発  59700   9.28  0.71

<8869>明和地所    61500  10.57  0.59

<7280>ミツバ     63500  11.62  0.47

<3246>コーセーRE  66800   9.31  0.84

<3284>フージャース  70100  11.01  0.88

<8289>オリンピック  71700   9.25  0.61

<3173>コミニックス  73300  12.86  0.82

<1719>安藤ハザマ   77000  10.98  0.97

<5121>藤コンポ    79600   9.39  0.70

<9997>ベルーナ    79800  10.79  0.67

<1879>新日本建    83300  12.13  0.59

<3941>レンゴー    86300   9.17  0.65

<4463>日華化学    94900   9.76  0.62

<8002>丸紅      96120  12.02  0.87

※単位はROEが%、PBRが倍、最低投資金額が円。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.