「全固体電池」が4位にランク、日産自は28年度までに市場投入へ<注目テーマ>

特集
2021年12月2日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  メタバース

2  半導体

3  リチウムイオン電池

4  全固体電池

5  電気自動車関連

6  半導体製造装置

7  脱炭素

8  NFT

9  巣ごもり

10  コロナウイルス

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「全固体電池」が4位となっている。

日産自動車<7201>は11月29日、環境問題や社会課題、変化する顧客のニーズに対応し、よりクリーンで安全、誰もが共生できる社会の実現と、真に持続可能な企業となることを目指す長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表した。このなかで、2028年度までに自社開発の全固体電池を搭載した電気自動車(EV)を市場投入する方針を表明。同電池コストについては、同年度に1キロワット時あたり75ドル、その後はEVとガソリン車のコストを同等レベルにするため65ドルまで引き下げたい考えだ。

また、トヨタ自動車<7203>は9月7日に開いた「電池・カーボンニュートラルに関する説明会」で、全固体電池の開発状況について、20年6月に同電池を搭載した試作車を製作し、走行データを取得できる段階にきたことを報告。このデータをもとに改良を重ね、同年8月にはナンバーを取得して試験走行を行い、全固体電池のメリットと課題の洗い出しを行っていることを明らかにしており、ハイブリット車(HEV)用として早期に実現する構えをみせている。

EVやHEV向け全固体電池の実用化が視野に入ってきたことから、株式市場では関連銘柄への関心が高まっている。主なものでは日本触媒<4114>、出光興産<5019>、オハラ<5218>、カワタ<6292>、三櫻工業<6584>、FDK<6955>、村田製作所<6981>、日本ケミコン<6997>、日立造船<7004>、武蔵精密工業<7220>などが挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.