東京株式(前引け)=小幅反落、目先利益確定売りも下げ幅限定的

市況
2021年12月9日 11時46分

9日前引けの日経平均株価は前営業日比42円09銭安の2万8818円53銭と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は4億5635万株、売買代金概算は1兆814億円。値上がり銘柄数は657、値下がり銘柄数は1398、変わらずは128銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、売り買い交錯で日経平均は方向感なくもみ合う展開となった。前日の米国株市場では、新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に対する警戒感が和らぎ主要株指数が上昇したものの、やや買い疲れ感がみられた。また、東京市場でも直近2営業日で日経平均は900円以上の上昇をみせていたことから、目先筋の利益確定目的の売りが優勢となった。ただ、下値では押し目買いが厚く下げ幅は限定的なものにとどまっている。時価総額上位の主力銘柄はソフトバンクGなどはしっかりだが、総じて安いものが多い。全体でも値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。

個別ではソフトバンクグループ<9984>がしっかり、レーザーテック<6920>も買いが優勢。日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>が堅調。太陽誘電<6976>、塩野義製薬<4507>なども上昇した。白銅<7637>、ファインデックス<3649>が値を飛ばし、デジタルハーツホールディングス<3676>も物色人気。半面、日立製作所<6501>、キーエンス<6861>などが軟調、SUMCO<3436>も売りに押された。NCホールディングス<6236>が値下がり率トップに売られ、日立造船<7004>も大幅安。グリー<3632>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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