「電気自動車充電器」が18位にランク、政府支援でインフラ整備加速へ<注目テーマ>

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2021年12月9日 12時20分

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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車充電器」が18位となっている。

日産自動車<7201>は11月29日、電動化を長期的な戦略の中核に据えた「Nissan Ambition 2030」を発表した。脱炭素社会の実現に向けて自動車メーカーはガソリン車から電気自動車(EV)へのシフトを加速しているが、更なる普及拡大に欠かせないのが充電インフラの拡充だ。

こうしたなか、経済産業省は11月26日、同日に閣議決定された21年度補正予算案に375億円の「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」が盛り込まれたことを明らかにした。実際の制度実施には国会での補正予算案の可決・成立が必要となるが、充電インフラの導入補助では「急速充電器の設備費について、充電口が3口以上の機器に対応した補助枠を新たに設ける」ことや「補助金申請が可能な上限基数の緩和」などが示された。政府は充電インフラを30年までに15万基設置し、ガソリン車並みの利便性を実現するとしており、新たな支援によって整備を加速する構えだ。

関連銘柄としては、ENECHANGE<4169>、平河ヒューテック<5821>、モリテック スチール<5986>、豊田自動織機<6201>、東光高岳<6617>、ダイヘン<6622>、日東工業<6651>、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>、新電元工業<6844>、HIOKI<6866>、菊水電子工業<6912>、ニチコン<6996>などが挙げられる。

出所:MINKABU PRESS

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