巴工業は4日ぶり反落、22年10月期の減益見通しを嫌気

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2021年12月15日 9時10分

巴工業<6309>は4日ぶり反落。同社は14日取引終了後、22年10月期連結業績予想について、売上高396億5000万円、営業利益23億9000万円(前期比16.0%減)、純利益19億6000万円(同7.0%減)、年間配当50円(前期は50円)と開示したが、減益見通しが嫌気されているようだ。営業利益の減益計画は、将来の成長に資する営業開発関係の販管費の増加を見込むためとした。なお、売上高は今期から「収益認識に関する会計基準」が適用となるため、前年との比較は記載されていない。

あわせて発表した21年10月期連結営業利益は28億4300万円(前の期比25.8%増)だった。化学工業製品販売事業の好調が寄与したとしており、国内外の合成樹脂関連の樹脂原料や製品、工業材料・鉱産関連の自動車・建材用途向け材料、化成品関連の紫外線硬化樹脂、塗料・インキ用途向け材料や添加剤を中心に、全分野で販売が増えたとしている。

出所:MINKABU PRESS

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