東京株式(前引け)=小幅続落、様子見ムードで小動き

市況
2021年12月15日 11時46分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比23円24銭安の2万8409円40銭と小幅続落。前場の東証1部の売買高概算は5億291万株、売買代金概算は1兆1917億円。値上がり銘柄数は1257、対して値下がり銘柄数は780、変わらずは143銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯、強弱観が対立するなか日経平均は前日終値近辺で方向感なくもみ合った。前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って軟調な値動きを示したことで、東京市場でも物色意欲は低調だった。日本時間あす未明に発表されるFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見を前に買いが手控えられている。日経平均は朝方高い場面もあったが、様子見ムードのなかその後は値を消し、前引けは若干マイナス圏で着地している。なお、値上がり銘柄数は値下がりを大きく上回っている。

個別では断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>だが株価は軟調、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>などが値を下げ、日立製作所<6501>も冴えない。エニグモ<3665>が急落、スルガ銀行<8358>も大きく値を下げた。半面、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、三井ハイテック<6966>は商いを伴い値を飛ばした。リクルートホールディングス<6098>も高い。東京機械製作所<6335>が値上がり率トップに買われ、新生銀行<8303>も大幅高。新電元工業<6844>、日本金属<5491>も大きく上昇した。

出所:MINKABU PRESS

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