「大雪」が21位、ラニーニャ継続で厳冬警戒<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「大雪」が21位となっている。
クリスマスの週末から今週初めにかけて、日本海側を中心に各地で平年を大きく上回る積雪を記録した。日本の上空に寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となったことが要因で、これによる大雪の影響で鉄道の運休や航空便の欠航、車の立ち往生といった交通網の混乱が相次いだ。
今回の大雪はひとまず収束したものの、この先も警戒は怠れない。気象庁が24日に発表した来年1~3月の3カ月予報では、厳冬をもたらすとされるラニーニャ現象が続く可能性が高いとされ、この影響で西日本以南は冬型の気圧配置になりやすいという。本格的な冬を迎え、大雪に関する話題が増えるこの時期、株式市場でも投資テーマとしての「大雪」には関心が向かいやすく、特に首都圏で積雪がある場合には関連銘柄が急動意することも多い。
主な銘柄としては、ショベル類大手の浅香工業<5962>、飼料系農機を主力に除雪機なども手掛けるタカキタ<6325>など。また、ホームセンター大手のDCMホールディングス<3050>やコメリ<8218>のほか、カー用品のオートバックスセブン<9832>やイエローハット<9882>、カーメイト<7297>などが挙げられる。