旭有機材が一時15%高、半導体向け製品好調で22年3月期業績予想を上方修正
旭有機材<4216>が続急伸し一時、前日比272円(15.3%)高の2044円に買われている。1月31日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を600億円から625億円(前期比16.7%増)へ、営業利益を48億円から58億円(同70.4%増)へ、純利益を34億円から39億5000万円(同41.7%増)へ上方修正したことが好感されている。
第3四半期までに各事業部における海外売り上げが堅調に推移したほか、国内外で付加価値の高い半導体向け製品の販売が伸びたことが要因としている。なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高472億3700万円(前年同期比24.1%増)、営業利益48億900万円(同2.6倍)、純利益33億7300万円(同2.4倍)だった。