「円安メリット」が2位にランク、20年ぶり水準で輸出関連株をマーク<注目テーマ>

特集
2022年4月14日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  メタバース

2  円安メリット

3  量子コンピューター

4  人工知能

5  再生可能エネルギー

6  半導体

7  水素

8  サイバーセキュリティ

9  防衛

10  原子力発電

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「円安メリット」が2位となっている。

米連邦準備理事会(FRB)がインフレを抑制するため積極的に金融引き締めを進めるとの見方を背景に、足もとでドル高・円安が急激に進んでいる。13日夕の東京外為市場では安倍晋三元首相が進めた経済政策「アベノミクス」下の2015年6月につけた125円86銭を上抜け、一時126円32銭と02年5月以来およそ20年ぶりの水準まで上伸した。

12日に発表された3月の米消費者物価指数(CPI)で変動の激しい食品・エネルギーを除くコア指数の上昇率は市場予想を下回ったが、FRB高官のタカ派発言が相次いでいることがドルの支え。一方で、日銀の黒田総裁は13日の信託大会で「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」姿勢を改めて強調し、日米金融政策の方向性の違いからドル買い・円売りが入りやすくなっている。

この日の東京市場では高値警戒感からドル買いが一服しているものの、円安が業績にとってプラスに働く輸出関連株の動向には目を配っておきたい。なお、主要企業の22年3月期第4四半期(1~3月)の想定為替レートは、ソニーグループ<6758>が1ドル=113円前後、日産自動車<7201>が110円、トヨタ自動車<7203>が110円、村田製作所<6981>が112円となっている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.