★本日の【イチオシ決算】 Fインタ、イーレックス、ジャックス (4月19日)
1)本日(4月19日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【Fインタ <7050> [東証G]】 ★未定だった今期配当は66円増配へ
◆従来未定としていた22年4月期の期末一括配当は90円(前期は24円)実施する方針とした。配当性向20%を目安とした配当方針を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終利益は前期比3.8倍の19.8億円に拡大を見込む。
権利付き最終日の26日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
●サプライズな決算発表・業績修正
塩水糖 <2112> [東証S] ★前期経常を74%上方修正
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の5.3億円→9.2億円に73.6%上方修正。減益率が52.1%減→16.9%減に縮小する見通しとなった。精糖事業で外食産業向けや土産品向けの販売が回復基調に転じ、売上高が計画を上回ったことが寄与。適正な価格での原糖買い付けに加え、製造コストの低減を進めたことも上振れに貢献した。
ジャックス <8584> [東証P] ★前期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の255億円→267億円に4.7%上方修正。増益率が54.5%増→61.8%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は昨年11月に続き、3回目。国内事業のショッピングクレジットと住宅ローン保証が堅調に推移するなか、国内および海外関係子会社の貸倒関連費用や販管費が減少したことが利益を押し上げた。
併せて、前期の年間配当を従来計画の155円→160円(前の期は105円)に増額修正した。
イーレックス <9517> [東証P] ★前期経常を12%上方修正
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の116億円→130億円に12.1%上方修正。減益率が21.9%減→12.5%減に縮小する見通しとなった。天候の変動を背景に電力卸売を含む電力販売量が想定より増加したことが寄与。3月末にかけて卸電力取引における現物取引の割合が多くなったことも上振れの要因となった。
東テク <9960> [東証P] ★前期経常を一転4%増益・最高益に上方修正、配当も50円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の62億円→71億円に14.5%上方修正。従来の8.9%減益予想から一転して4.3%増益を見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。相対的に売上規模が大きく利益率の低い商品販売事業の売上高が減少した一方、好採算の工事事業は堅調に推移し、利益は上振れ着地となった。
併せて、配当性向40%を目安に配当を実施する方針に変更したことを踏まえ、前期の年間配当を従来計画の84円→134円(前の期は84円)に大幅増額修正した。
■引け後発表
◆本決算:
<8954> オリックスF [東R]
合計1社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース