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伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 5月1日版

市況
2022年5月1日 11時53分

日経平均株価は5月が上昇するなら2日の安値が押し目になる公算

1. NYダウの5月は3万2272ドル前後で下値を支えられる動きになる公算

図1は、NYダウの日足と今後の予想線です。NYダウは昨年5月以降3万4000ドル前後をレンジ下限とした保ち合いの動きを継続してきました。

この保ち合いが上昇途中の動きとなって、価格が本年1月の高値3万6952ドルを超える動きになる場合、昨年末から4月頃までの上げやすい時期に一段高を目指す展開が有力でした。

4月までの展開次第では、1月5日の高値3万6952ドルを積極的に超えられないとしても、3万6952ドル付近まで上げる可能性がありました。

しかし、3万5000ドル前後で強く上値を抑えられて、3万4000ドルを維持できずに下値を切り下げている4月末までの値動きを考慮すると、本年は今後の価格が上昇しても3万5000ドル前後で強く上値を抑えられて、下げやすい時期に下げ幅を拡大して、弱気パターン(年末の値位置が年初の値位置よりもかなり低い展開)の年になる可能性が大きくなったと言えます。

今後は5~9月頃までの下げやすい時期に、2月24日の安値3万2272ドルを割れて3万ドルの節目以下を目指す動きになると考えられます。

今回は5月の値動きの特徴を考慮して、今後のNYダウが3万ドルまで下げる道筋を紹介し、日経平均株価の展開を見ていきます。

図1 NYダウ日足と予想線

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