「電気自動車関連」が17位にランク、NEDOが「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」に着手<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が17位となっている。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は4月19日、グリーンイノベーション基金事業の一環として「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクト(予算総額1510億円)に着手すると発表した。グリーンイノベーション基金は政府が2020年12月に策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を受け、企業の野心的な挑戦を後押しするために組成されたもの。グリーン成長戦略で実行計画が示された重点分野を支援対象とし、そのひとつが「自動車・蓄電池産業」となっている。
このプロジェクトは、カーボンニュートラルの実現に不可欠な電動車の普及拡大に向けて、蓄電池やモーターシステムの性能向上とコスト低減のほか、材料レベルからの高性能化・省資源化、高度なリサイクル技術の実用化などの技術的な課題解決を図ることが主な目的。これにより、電動化を支える技術や産業競争力を強化するとともに、材料やリサイクルを含めたサプライチェーン・バリューチェーンの強靱化を目指すとしている。
同プロジェクトの実施テーマは3つあり、「高性能蓄電池・材料の研究開発」の実施予定先は大阪ソーダ<4046>、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>、アルバック<6728>など。「蓄電池のリサイクル関連技術開発」は関東電化工業<4047>や住友金属鉱山<5713>など、「モビリティ向けモーターシステムの高効率化・高出力密度化技術開発」は愛知製鋼<5482>や日本電産<6594>などが担うという。