東京株式(前引け)=397円安、米株安を受け売り先行

市況
2022年6月10日 11時46分

10日前引けの日経平均株価は前日比397円74銭安の2万7848円79銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億1622万株、売買代金は1兆8103億円。値上がり銘柄数は265、値下がり銘柄数は1504、変わらずは69銘柄だった。

日経平均は大幅安。欧州中央銀行(ECB)は9日、7月に量的緩和政策を終えることを決定し、同月中に政策金利の0.25%の利上げを行う見通しを示した。これを受け、米長期金利が上昇しNYダウは638ドル安と急落した。この流れのなか、東京市場も軟調な値動きとなり、日経平均は2万8000円を割り込んだ。特に、今晩は米5月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、いったん利益確定売りを出す動きもある様子だ。為替相場は1ドル=134円00銭前後の円安水準で推移している。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が安く、日本製鉄<5401>や三菱商事<8058>が値を下げた。半面、積水ハウス<1928>や大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、日立製作所<6501>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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