10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 19社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では813銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値とされる1倍を下回る銘柄に注目した。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる19社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは8日現在)
8日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PBR
<5955> ヤマシナ 6900 0.6 790 0.85
<3035> KTK 36200 2.3 490 0.55
<8508> Jトラスト 44200 18.7 7000 0.50
<2999> ホームポジ 48100 18.5 780 0.78
<1434> JESCO 48200 21.5 730 0.80
<3316> 東日システム 51500 31.4 603 0.88
<7461> キムラ 57500 3.9 2330 0.65
<6488> ヨシタケ 60300 5.8 1430 0.59
<2903> シノブフズ 60900 0.6 1550 0.53
<9029> ヒガシ21 67600 4.8 1750 0.89
<3768> リスモン 70400 1.0 700 0.91
<9368> キムラユニテ 76900 3.5 3800 0.57
<4752> 昭和システム 77400 4.5 650 0.84
<9233> アジア航 77500 0.7 2580 0.74
<7087> ウイルテック 81500 107 1340 0.75
<9078> エスライン 83200 23.7 1770 0.35
<9428> クロップス 91200 6.8 2854 0.87
<7131> のむら産業 95000 2.2 331 0.94
<9268> オプティマス 95000 13.0 3470 0.84
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
※過去最高益は同一会計基準内が対象。
株探ニュース