santecは14%超の異彩高演じる、4~6月営業利益倍増で通期も上振れ期待
santec<6777>が異彩高を演じ、一時14%を超える急騰で2144円まで駆け上がった。時価は20年10月以来約1年10カ月ぶりの高値水準に到達している。同社は光通信用デバイスや光測定器などの製造販売を主力展開しており、独自の技術力を駆使して海外で高い商品シェアを誇っている。
前週末12日取引終了後に発表した23年3月期第1四半期(22年4~6月)決算は営業利益が前年同期比2.9倍の8億6600万円とほぼ倍増、対通期進捗率も41%に達した。通期計画の修正は行っていないが、収益上振れに対する思惑が強まっている。中期成長力も抜群で19年3月期以降は売上高、利益ともに高水準の伸びを継続中。時価予想PER14倍台は依然として割安感がある。