共同PRが急反騰、リテイナークライアント数が大幅に増え22年12月期業績予想を上方修正
共同ピーアール<2436>が急反騰し年初来高値を更新している。前週末12日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を40億9800万円から47億円へ、営業利益を4億5100万円から6億8500万円(前期比79.6%増)へ、純利益を2億8300万円から4億6800万円(同3.5倍)へ上方修正したことが好感されている。
上期において、国内及び海外のIT・情報通信・テクノロジー関連クライアントや、国内フードビジネス・食品・飲料関連クライアントを新規に獲得し、リテイナークライアント数が大幅に増加するなどした結果、単独業績が計画を大幅に上回ったことに加えて、映画専門のPRコンサルティングを手掛けるマンハッタンピープルで受託案件の増加や利益の改善があったことなどを受けて、通期予想を見直したことが要因としている。なお、会計基準の変更に伴い、売上高の対前期増減率は開示されていない。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高22億800万円、営業利益4億2900万円(前年同期比2.4倍)、純利益3億3600万円(同3.0倍)だった。