Jトラストはストップ高で新高値、金融事業の好調推移で22年12月期業績予想を上方修正
Jトラスト<8508>はストップ高の658円に買われ年初来高値を更新。12日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を713億円から790億円(前期比86.7%増)へ、営業利益を55億円から130億円(同2.5倍)へ、純利益を46億円から120億円(同11倍)へ上方修正しており、これを好感した買いが流入している。
東南アジアで事業展開するJトラスト銀行インドネシアの業績が早期に黒字化を実現し、韓国やモンゴルに加えて国内の金融事業も順調に業績を伸ばしていることが要因としている。また、第2四半期においてNexus Bankとの株式交換にあたり、負ののれん発生益を計上したことも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高334億3100万円(前年同期比63.8%増)、営業利益109億2700万円(同54.8%増)、純利益108億2700万円(同2.8倍)だった。