フロンテオ、案件低調や子会社不正アクセスの影響で今期下方修正
FRONTEO<2158>はこの日の取引終了後、23年3月期業績予想の下方修正を発表。売上高を100億円から92億円(前期比15.8%減)へ、営業利益を10億円から2億円(同88.4%減)へ減額した。
電子情報開示支援やフォレンジック(電子鑑識)を手掛けるリーガルテックAI事業で大型案件の積み上げが低調に推移していることや、米国子会社が不正アクセスを受けた影響が響く。業績修正に伴い、年間配当予想を3円から無配(前期7円)に見直した。同時に発表した第1四半期(4~6月)の決算は、売上高が21億1100万円(前年同期比31.2%減)、営業損益が1億6700万円の赤字(前年同期5億9800万円の黒字)だった。