三井住友FGが反発、国内有力証券は「オーバーウエート」に引き上げ

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2022年8月16日 10時48分

三井住友フィナンシャルグループ<8316>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は15日、同社株の投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げた。目標株価は4600円から5100円に見直した。SMBC日興証券のブロックオファーに係る問題には収束は見えないが、第1四半期(4~6月)決算で同証券の業績悪化の影響は同社にとって挽回可能な水準であることを改めて確認できた、と指摘。銀行で、市場環境の変化を捉え顧客ビジネスによる収益及びトレジャリーで多大な利益を上げることが実証できた、とみている。また、SBIホールディングス<8473>との包括的な資本業務提携により、仮にSMBC日興証券の業務の大幅縮小が必要になったとしても、SBI証券との証券仲介を活用し、今まで以上の質の高いサービスを顧客に提供し、銀行を通じた投資銀行業務でできない部分をカバーできそうだ、と見込んでいる。更に23年3月期会社予想の達成の可能性も期初よりも高まっているとみているほか、自社株買いなどにも期待している。

出所:MINKABU PRESS

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