冨士ダイス---1Q増収増益、超硬製金型類やその他の超硬製品の売上高が順調に推移

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2022年8月16日 13時33分

冨士ダイス<6167>は15日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.3%増の41.75億円、営業利益が同5.2%増の3.22億円、経常利益が同12.0%増の3.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.5%増の2.41億円となった。

中期経営計画の2年目となる2022年度(2023年3月期)も、更なる企業価値の向上に向け、生産性向上・業務効率化、次世代自動車への対応・拡販、新成長エンジンの創出、海外事業の強化の諸施策に取り組んでいる。

超硬製工具類の売上高は前年同期比0.4%減の10.68億円となった。半導体関連需要が続いたことにより、関連する工具の販売が堅調に推移したが、熱間圧延ロールの販売が市況の変化等により低調となった。

超硬製金型類の売上高は前年同期比7.0%増の10.16億円となった。自動車の電動化に関連する需要の増加により、車載電池用金型の販売が好調に推移した。また、光学素子成型用金型の販売が増加した。

その他の超硬製品の売上高は前年同期比9.8%増の10.74億円となった。半導体関連需要が続いたことにより、関連する金型素材の販売が好調に推移した。また、自動車の電動化に伴いモーターコア用金型素材の販売が増加した。

超硬以外の製品の売上高は前年同期比2.3%減の10.16億円となった。自動車部品用鋼製金型やセラミックス工具の販売が堅調に推移したものの、引抜鋼管の売上が低調に推移した。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.9%増の173.60億円、営業利益が同2.3%増の11.40億円、経常利益が同0.6%増の12.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%増の8.20億円とする期初計画を据え置いている。

《EY》

提供:フィスコ

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