ITbookが急反落、152万株の公募増資など発表で希薄化を懸念

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2022年8月16日 14時43分

ITbookホールディングス<1447>が急反落している。15日の取引終了後、フレンドリー・パートナーズ(東京都千代田区)が運営するFP成長支援F号投資事業有限責任組合を割当先として、新株及び新株予約権の発行を行うと発表しており、株主価値の希薄化などに対する懸念から売られているようよう。

発行株式数は152万株、新株予約権の発行総数は7600個(潜在株数76万株)で、潜在的な希薄化は最大で10.07%となる。合わせて約9億5300万円を調達し、調達資金はグループ企業の事業拡大資金に充てる方針だ。

同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高67億300万円(前年同期比17.6%増)、営業損益2億1400万円の赤字(前年同期3億500万円の赤字)だった。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高285億円(前期比8.4%増)、営業利益6億5000万円(同6.7倍)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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