青山商は大幅反発、国内有力証券が目標株価を引き上げ
青山商事<8219>は大幅反発している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が16日付で投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価を680円から740円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券では、23年3月期第1四半期(4~6月)の営業利益は前年同期比20億円改善し、わずかではあるが黒字化。人流が緩やかに回復してくるなかで、主力のビジネスウェア事業のほか、総合リペアサービス事業、フードサービスが含まれるフランチャイジー事業の業績が改善した。同証券では、人流の回復などで同社業績は持ち直し傾向にあると予想。ただ、中期的なメンズスーツ需要見通し、新型コロナウイルス感染症の影響、各種コスト増など先行き不透明感は強いともしている。