「デジタルトランスフォーメーション」が18位にランク、DX推進で関心高まるデジタル人材の育成<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 メタバース
2 半導体
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4 防衛
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7 脱炭素
8 海運
10 水素
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「デジタルトランスフォーメーション」が18位となっている。
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、テクノロジーにより産業構造を変化させること。経済産業省では「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」と定義している。
ITの急速な進歩によってデジタル化が進み経営環境が大きく変化していくなか、事業を持続的に成長させるためにはDXの推進が欠かせないが、そこで問題となっているのがデジタル人材の不足だ。総務省が7月5日に公表した2022年の情報通信白書によると、デジタル化を進めるうえでの課題・障壁として日本企業の7割近くが「人材不足」を挙げており、次いで「デジタル技術の知識・リテラシー不足」との回答が多かった。
DXは世界的な潮流となっており、デジタル人材の育成は待ったなし。こうしたなか、BlueMeme<4069>は16日、沖縄県浦添市のDX人材育成事業「浦添市地域DX人材育成講座」で地域DX人材育成を開始すると発表。クラウドワークス<3900>は15日、官民一体でデジタル人材を育成する「日本リスキリングコンソーシアム」に参画することを明らかにした。
このほかでは、AI inside<4488>が実践型AI人材育成プログラム「AI Growth Program」を行っているほか、船井総研ホールディングス<9757>傘下の船井総研デジタルはゾーホージャパン(横浜市西区)のデジタルツール「Zoho」を活用したデジタル人材育成事業「Digital Enabler Training with Zoho」を展開。また、データサイエンティスト育成支援サービスを手掛けるALBERT<3906>や、DX推進に必要な人材の資質・能力評価と現状にあわせた人材育成を支援する「DxGROW」を提供するInstitution for a Global Society<4265>などにも注目しておきたい。