東京株式(大引け)=722円安と大幅に3日続落、2万6400円台まで下落

市況
2022年9月26日 15時47分

26日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落。世界的な景気後退懸念が膨らむなか7月半ば以来、約2カ月半ぶりとなる2万6400円台まで下落した。

大引けの日経平均株価は22日終値比で722円28銭安の2万6431円55銭。プライム市場の売買高概算は15億2663万株。売買代金概算は3兆3420億円となった。値上がり銘柄数は124と全体の約6%、値下がり銘柄数は1687、変わらずは26銘柄だった。

前週末23日の米株式市場では、NYダウが486ドル安となり3万ドルを割り込み、年初来安値を更新した。米国の急激な利上げが世界的な景気後退につながることが警戒された。これを受け、3連休明けの東京市場も軟調に推移。33業種全てが安く、石油や非鉄、輸送用機器などが売られた。

個別銘柄では、半導体関連株が安く、東京エレクトロン<8035>とSCREENホールディングス<7735>が年初来安値を更新した。ソニーグループ<6758>やソフトバンクグループ<9984>が安く、日本郵船<9101>や商船三井<9104>が軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が売られ任天堂<7974>も値を下げた。INPEX<1605>が大幅安となり、ダブル・スコープ<6619>が大幅に5日続落した。

半面、日本電信電話<9432>やKDDI<9433>といったディフェンシブ色の強い通信株が買われ、中外製薬<4519>や日本電波工業<6779>が値を上げた。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>やマツキヨココカラ&カンパニー<3088>などインバウンドに絡む消費関連株もしっかり。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.