個別銘柄戦略:三益半導体やミタチなどに注目

市況
2022年10月3日 9時06分

先週末9月30日の米株式市場でNYダウは500.10ドル安の28725.51、ナスダック総合指数は161.88pt安の10575.62、シカゴ日経225先物は大阪日中比80円安の25930円。為替は1ドル=144.70-80円。先週末の米株大幅安を受け、今日の東京市場ではソフトバンクG<9984>やトヨタ<7203>など主力株やコマツ<6301>など景気敏感株が下落しそうだ。また、ナスダック総合株価指数やSOX指数が下落したことからキーエンス<6861>、ソニーG<6758>、などハイテク株や東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体関連株も売られやすいだろう。さらに、原油先物価格が続落したことを受けINPEX<1605>、三井物<8031>など資源・エネルギー関連株も積極的な買いは見送られそうだ。個別の材料では、低調な決算を発表したニトリHD<9843>、TAKARA & COMPANY<7921>は軟調な展開が想定される。一方、政府が核融合発電戦略を来春に策定すると報じられたことを受け助川電<7711>など関連株に資金が向かう可能性がある。個別の材料では、好決算を発表した三益半導体<8155>、ミタチ<3321>、好決算と自社株買いを発表したERIホールディングス<6083>、業績予想を上方修正したスターティアHD<3393>、株式分割を発表した泉州電業<9824>、新型コロナワクチンの原料を国内生産すると報じられたAGC<5201>などが物色されそうだ。

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.