山九が続伸、23年3月期業績及び配当予想を上方修正
山九<9065>が続伸している。午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、5635億円から5790億円(前期比4.5%増)へ、営業利益を350億円から375億円(同8.8%増)へ、純利益を230億円から260億円(同14.9%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各55円の年110円としていた配当予想を各70円の年140円へ引き上げたことが好感されている。
上期において、機工事業で大型シャットダウンメンテナンス工事の追加工事量が増加したほか、物流事業で港湾・国際物流の作業量が増加したことなどが寄与する。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2892億9300万円(前年同期比5.7%増)、営業利益191億3200万円(同7.1%増)、純利益138億8100万円(同15.5%増)だった。