神栄は後場上げ幅を拡大、23年3月期営業利益予想を上方修正
神栄<3004>は後場上げ幅を拡大している。午後2時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を393億円から395億円(前期比4.8%増)へ、営業利益を8億5000万円から9億8000万円(同35.8%増)へ上方修正したことが好感されている。
食品関連で仕入コストの上昇に伴う販売価格の調整が更に進むことや需要回復による増加が見込まれることに加えて、物資関連が好調であることなどが要因。なお、米国において提起された民事訴訟について、複数の原告らとの間で和解の合意に達したことに伴う和解金計上などで、純利益は5億円(同5.5%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高192億1100万円(前年同期比3.1%増)、営業利益4億3900万円(同7.7%増)、純利益2億4100万円(同11.7%減)だった。