IGSが急動意、「人的資本理論の実証化研究会」発足が手掛かりに
Institution for a Global Society<4265>が後場に入り急動意。上げ幅は一時8%を超えた。午後2時10分、一橋大学大学院の小野浩教授と同社の福原正大社長を共同座長とする産学協働の「人的資本理論の実証化研究会」を大手9社と発足し、活動を開始したと発表。これを手掛かりに同社株に短期資金が流入した。
人的資本が企業価値に与える金額を実証する数理モデルの研究開発を目的とし、どのような人事施策に投資をすれば企業価値が向上するのか、明らかにすることを目指す。もっとも同社株は上昇一服後、目先の利益を確定する目的の売りに押されて値を消す展開となった。