井村屋Gは急反発、主力商品好調で第2四半期業績予想を上方修正
井村屋グループ<2209>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は1日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の6億円から11億4300万円(前年同期比82.9%増)に引き上げたことが好感されているようだ。
売上高予想も従来の199億円から214億9300万円(同10.1%増)に上方修正した。夏場の主力商品「あずきバー」シリーズが好調だったほか、「やわもちアイス」シリーズでは10周年記念商品が売り上げ増に貢献。利益面では継続した生産性向上活動によりコスト削減を図ったことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。