SUBARUは一時7%高、今期業績・配当予想の上方修正を好感
SUBARU<7270>が後場に入り上げ幅を拡大し、上昇率は一時7%を超えた。午後1時、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想の修正を発表。最終利益の見通しを1400億円から2100億円(前期比3.0倍)に引き上げたことに加え、年間配当予想を前期比20円増配の76円(従来の予想は56円)に増額修正したことが好感されている。
売上高に相当する売上収益は3兆5000億円から3兆8000億円(前期比38.5%増)に上方修正した。円安効果や売り上げ構成差による収益面の好影響などを業績予想に反映させた。通期の業績予想の前提となる為替レートは1ドル=133円(従来の前提は120円)、1ユーロ=136円(同130円)と、それぞれ円安方向に見直した。