「洋上風力発電」が21位にランクイン、政府が洋上風力発電の拡大を目指す有志連合に参加で脚光<注目テーマ>

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2022年11月18日 12時20分

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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「洋上風力発電」が21位にランクインしている。

16日から17日にかけて複数のメディアで、日本政府はエジプトで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、洋上風力発電の大幅拡大を目指す有志国・組織の連合体に参加したと報じられたことが、関心が高まる直接のきっかけとなっているようだ。報道によると同有志連合では、脱炭素社会の実現に向けて、世界の洋上風力の発電容量を30年に380ギガワット以上にする目標を掲げたとしている。日本政府は、洋上風力発電を再生可能エネルギーの切り札として、40年までの導入目標を原発40基分程度に相当する3000万~4500万キロワット(30~45ギガワット)としており、有志連合に参加することで各国との連携を強め、開発を加速させるのが狙いのようだ。

企業の洋上風力発電に関する話題も増えている。今月に入っても、東京電力ホールディングス<9501>子会社で再生可能エネルギー開発事業を行う東京電力リニューアブルパワーは2日、洋上風力発電を手掛ける英フローテーションエナジー社を完全子会社化すると発表。また、コスモエネルギーホールディングス<5021>のグループ会社コスモエコパワーは7日、同社など4社が出資する洋上風力発電の合同会社が秋田大学と風力発電関連の技術開発について共同研究する契約を結んだと発表した。洋上風力発電を巡る動きが活発化している様子がうかがえ、株式市場にも刺激を与えている。

この日の関連銘柄の動きでは洋上風力発電建設に注力する戸田建設<1860>、東亜建設工業<1885>が上昇。また、秋田県の能代市・三種町・男鹿市沖と由利本荘市沖の2海域における事業者の中心である三菱商事<8058>も堅調な動きとなっている。

出所:MINKABU PRESS

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