米国株見通し:底堅い値動きか、中国にらみも小売関連に期待感

市況
2022年11月22日 14時03分

(13時50分現在)

S&P500先物      3,955.80(+5.9)

ナスダック100先物  11,577.40(+23.9)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル高。米10年債利回りは低下し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

21日の主要3指数は反落。序盤の売り一服後は下げ渋ったものの、ダウは45ドル安の33700ドルとマイナスに転じた。中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、同国での制限措置による世界経済への影響を懸念した売りが先行。一方、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め政策は当局者の間で強弱が鮮明になるなか、この日はタカ派的な見解が材料視され、金利高を手がかりとしたハイテク関連への売りが下げを主導した。

本日は底堅い値動きか。引き続き中国でのコロナまん延が嫌気され、エネルギー関連を中心に売りが出やすい地合いとなりそうだ。ただ、今週の感謝祭やブラックフライデーでの消費が期待されるなか、小売り関連などへの買いが相場を支える見通し。12月の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け利上げ幅に関する思惑は交錯しているが、FEDウォッチによると市場の7割超が0.50%に縮小すると予想し、引き締め鈍化の思惑が見込まれる。

《TY》

提供:フィスコ

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