日経平均は15円高でスタート、コニカミノルタや東電力HDなどが上昇/寄り付き概況

市況
2022年11月25日 9時35分

日経平均 : 28398.77 (+15.68)

TOPIX  : 2019.50 (+0.70)

[寄り付き概況]

25日の日経平均は15.68円高の28398.77円と4日続伸して取引を開始した。前日24日の米国株式市場はサンクスギビング・デー(感謝祭)のため休場だった。

今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米全市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、欧州株式市場で、英FTSETM100指数が0.02%高、独DAX指数が0.78%高、仏CAC40指数が0.42%高と堅調だったことが東京市場の株価の支えとなった。一方、日経平均が昨日までの3日続伸で500円近く上昇しており、週末ということもあり、短期的な利益確定売りが出やすいとの指摘があった。また、日経平均が昨日、心理的な節目とされる28500円を明確に上回れなかったことから、株価の上値の重さが意識され、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅高で始まった。なお、取引開始前に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.6%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.5%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月13-19日に国内株を4週連続で買い越した。買越額は45億円だった。今日は、tripla<5136>が東証グロースに上場した。

セクター別では、電気・ガス業、鉱業、精密機器、小売業、その他金融業などが値上がり率上位、ゴム製品、銀行業、鉄鋼、卸売業、保険業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コニカミノルタ<4902>、東電力HD<9501>、ベース<4481>、メルカリ<4385>、ニトリHD<9843>、大阪チタ<5726>、第一三共<4568>、オリンパス<7733>、ソフトバンクG<9984>、INPEX<1605>、コスモス薬品<3349>、オリックス<8591>、信越化<4063>、すかいらーく<3197>、NTT<9432>などが上昇。他方、ブリヂストン<5108>、塩野義薬<4507>、ソシオネクスト<6526>、日本製鉄<5401>、アドバンテスト<6857>、三菱商事<8058>、伊藤忠<8001>、丸紅<8002>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>などが下落している。

《FA》

提供:フィスコ

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