【今週読まれた記事】ネガティブ材料を覆せるか? 新春相場スタート

特集
2023年1月7日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2022年12月31日から23年1月6日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

新春相場がスタートしました。1月4日大発会の日経平均株価は前年末比377円安の2万5716円。翌日からは反発したものの、6日終値は2万5973円と、2023年相場の初週は2万6000円台をわずかに割り込みました。国内外のインフレ懸念や金融引き締め、ロシア・ウクライナ戦争の泥沼化など、前年から引き継いだネガティブ材料が重石となっています。

1月1日~3日の期間、株探は新春特別企画を多数配信しました。なかでも大好評を博したのが、株探の人気コラムを担当する各氏が1年間の相場予想とお薦めポートフォリオを掲載した「卯年『有望株!』 <新春お年玉企画>」。なかでも特に大きな支持を集めた「北浜流一郎が斬る!卯年『有望株!』 <新春お年玉企画>」の北浜氏は、昨年出された悪材料の多くが「市場に与えるインパクトは小さくなる」と指摘し、「下落相場が年の早い段階で転換する可能性は高い」と予想。この記事は見事アクセスランキング首位に輝きました。

雨宮京子が斬る!卯年『有望株!』 <新春お年玉企画>」の雨宮氏は、為替の円高基調が市場の各セクターに与える影響を詳しく解説。今年前半は「株価は崩れることはないまでも、上値が重い状況が続きそうだ」と予想しながらも、「年後半になると、各国において経済対策が期待できるようになる」と述べています。特に米国では24年の大統領選挙をにらんだ即効性のある政策が見込めると指摘。この記事はランキング3位を獲得しました。

雨宮氏が指摘する通り、23年の株式市場は為替の影響が強くなりそうです。日銀の黒田総裁は今年春に任期満了となり、新総裁の政策次第で相場が大きく動く可能性もあります。今年は為替市場から目が離せません。「山岡和雅が2023年為替相場を大胆予測! <新春特別企画>」では、山岡和雅MINKABU PRESS 外国為替担当編集長が23年の為替市場をわかりやすく詳細に解説。新年必読の記事です。

そのほか、「いかに突発的な“事件”にも、必ず何らかの兆しがある」と、リスクマネージメントの重要性とともに今年の波乱要因をリストアップした「杉村富生が斬る!卯年『有望株!』 <新春お年玉企画>」がランキング2位、<新春お年玉企画>がトップ3を独占する結果となりました。そのほか以下の記事も上位ランキング入りとなっています。

植木靖男が斬る!卯年「有望株!」 <新春お年玉企画>

村瀬智一が斬る!卯年「有望株!」 <新春お年玉企画>

新春特別企画では「中国4000年の実学『気学』で読む2023年相場 <新春特別企画>」など、一風変わった企画も配信。まだお読みでない記事があればこの機会にぜひどうぞ。また、5日に配信された相場コラム「武者陵司『何故2023年が大転換の年なのか』<前後編>」も多くの方に読まれ上位入りとなっています。

馬渕治好氏【新春特別編 2023年株式市場大予測 再び上昇相場は訪れるか?】 <相場観特集>

山田勉(auカブコム証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価―<新春特別企画>

富田隆弥のチャート倶楽部2023スペシャル <新春特別企画>

和島英樹のマーケット・フォーキャスト【新春スペシャル】 <新春特別企画>

2023年コモディティ市場、カギを握るのは物価か金融政策か、それとも…… <新春特別企画>

武者陵司「何故2023年が大転換の年なのか」<前編><後編>

コラム記事に次いでよく読まれたのは、株探の看板記事である<成長株特集>の新年版となりました。「2023年の利益成長“青天井”ばく進、有力株リスト <新春特別企画>」が4位となったほか、「初夢乗せる、上方修正【大予想】 32社選出 <新春特別企画>」が6位。また、昨年12月30日配信の「新年相場を彩る、23年2月期【上方修正】候補リスト <成長株特集>」が10位と、トップ10に3記事が入る快挙となりました。

更に今週5日に配信した「上方修正“先回り”、22年12月期【業績上振れ】候補 36社選出 <成長株特集>」も上位入り。こちらは12月期決算発表を前に、上方修正の可能性が高い銘柄を探ったリストです。

全体相場が奮わないなか、注目を集めているのが高利回り銘柄。昨年から高い人気を誇っていた高利回り系の記事ですが、今年も年明けから多くの方に読まれています。

新年【高配当利回り】狙える銘柄リスト <新春特別企画>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 1月4日版

新年、10万円で買える好業績・高利回り【プライム】編 <新春特別企画>

新年、10万円で買える好業績・高利回り【スタンダード】編 <新春特別企画>

投資テーマ関連では、日本株取引の過半数を占めるといわれる海外投資家の目線で銘柄をチョイスした「新年お年玉『警戒感浮上も異彩高放つか、跳躍期待の7銘柄』 <新春特別企画>」がトップ10入り。また、今年注目のテーマを詳細解説した「新春3大テーマを追う」シリーズも多くの方に読まれ上位入りとなりました。

新春3大テーマを追う(1)防衛 「戦後安保政策は大転換期に突入」 <株探トップ特集>

新春3大テーマを追う(2)半導体 「減速懸念強いが個別分野で急成長」 <株探トップ特集>

新春3大テーマを追う(3)インバウンド 「需要回復本番で再飛躍へ期待感」 <株探トップ特集>

年末年始に配信した通常記事も以下がランクイン。どの記事もお見逃しなく。

「インド関連」が16位、インド人口は今年世界最多へ<注目テーマ>

23年もスポーツ人気続く、新五輪種目「ブレイクダンス」に舞う注目6銘柄 <株探トップ特集>

「ガチャガチャ」大旋風到来、カプセル玩具関連株が本格始動へ <株探トップ特集>

また、2022年の年間を通して注目を浴びた投資テーマをまとめた年末特別企画「2022年【投資テーマ】年間ランキング <年末特別企画>」も多くの方に読まれました。年末には毎年様々な総括記事を配信。「2022年【値上がり率】年間ランキング ベスト50 <年末特別企画>」はトップ10入りとなっています。そのほか、年末特別企画で配信した記事は以下の通りです。

2022年【値下がり率】年間ランキング ベスト50 <年末特別企画>

2022年【自社株買い】インパクトベスト50! <年末特別企画>

2022年のIPO(新規公開株)【初値上昇率】ベスト50! <年末特別企画>

株探プレミアム専用記事もこの期間、新春特集を含め多くの記事を配信しました。まずは毎日寄り前配信の「伊藤智洋が読む『日経平均株価・短期シナリオ』」が好評の伊藤氏による「伊藤智洋が読む『2023年新春相場 マーケット・シナリオ』」。今年1年の展開予想として弱気相場と強気相場、2パターンのシナリオを紹介し、その分かれ目となるポイントを解説していただきました。

点検・知られざる最高益企業(1) 日経CNBC×株探 コラボ企画」は、年始からスタートした日経CNBCと「株探」のコラボ企画第1弾です。証券アナリストなどのカバーが行き届かない知られざる最高益企業の中から“ブルーチップ(一握りの優良株)”を求め、田中彰一氏(日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員)が経営トップやIR責任者に直接取材し、その真の実力を探ります。

大人気「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技」からは、億トレ“みのうさん”“Toshiさん”の2人に“22年相場の反省と23年の展望”についてを対談していただいた「~みのうさん&Toshiさん対談~」を一挙3本配信。2人が蓄積してきた具体的なノウハウが、実体験を交えて惜しみなく紹介されており、全投資家必見のシリーズです。

負けない投資で福来たる~すご腕2人に聞いた「22年の反省と23年の展望」

決算は水物? いやいや予測は可能、けど決算プレーが通じない時も

23年も「絶対に負けない!」で取り組む「この2つ」

ラストは株探プレミアム編集部渾身の独自取材シリーズ「10年上昇企業」から、ビジネスエンジニアリング <4828> [東証P]編の最終回「『競合だけど仲間』戦略でキャッシュ稼ぐ、東証プライム維持に還元強化」。今回は同社の屋台骨の1つ、ドイツのSAP<SAP>社を始めとする他社製品を扱う“ソリューション事業”を深掘り。業績とともに株価を“10年上昇”させてきた同社の成長要因を探ります。

株価のリアルタイム化や通期業績の25期表示、「成長性」表示など、投資に役立つ多くの魅力的な機能がご利用いただける株探プレミアム。無料体験期間中は「株探 米国株」の機能もフルで利用可能です。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。

引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」は、新春特集がズラリと並んだ今週も上位をキープしています。今週配信された記事は以下の通りです。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月4日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月5日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月05日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月06日)

※4日は「該当なし」

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