サツドラHDが急反落、第3四半期営業減益をネガティブ視
サツドラホールディングス<3544>が急反落。前週末17日の取引終了後に23年5月期第3四半期累計(22年5月16日~23年2月15日)の決算を発表し、営業利益は前年同期比16.9%減の3億4000万円だった。大幅増益予想の通期計画(12億円)に対して3割弱の低い進捗率となったことから、これがネガティブ視され売りが先行している。
売上高は同4.9%増の655億5700万円で着地した。ワクチン・検査パッケージの実施や医療用抗原検査キット販売の増収効果のほか、訪日外客数の回復が追い風となった。一方、一部商品評価損の計上で利益は押し下げられた。なお、通期の増収増益見通しは据え置いている。