メガチップスが上限6.3%の自社株買い実施へ、今期最終益予想も上方修正
メガチップス<6875>はこの日の取引終了後、取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.3%)、取得総額30億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。あわせて、23年3月期の連結業績予想の修正を発表し、最終利益が従来予想値の47億円から69億円(前期比74.9%減)に上振れする見通しを示した。
自社株の取得期間は3月23日から7月31日までで、東証における市場買付けを通じ取得する。23年3月期の最終利益予想については、持ち分法による投資利益や為替差益の発生に加え、SiTime社の株式売却に伴う特別利益などを織り込んだ。
一方、ゲームソフト向けのカスタムメモリーの需要が想定を下回ったことを背景に、売上高の見通しは720億円から710億円(同5.7%減)に下方修正した。