「カジノ関連」が21位に浮上、大阪IR計画認定へ最終調整との報道で<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 インバウンド
2 水素
3 人工知能
4 パワー半導体
5 蓄電池
6 チャットボット
8 総合商社
9 半導体
10 ペロブスカイト太陽電池
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「カジノ関連」が21位に浮上している。
カジノを含む統合型リゾート(IR)について、政府が大阪府・市の提出した整備計画を認定する方向で最終調整していることがこの日複数のメディアで報じられた。建設予定地は大阪・関西万博の会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)で、開業時期は2029年後半とみられている。同じ時期に提出した長崎県の整備計画は見送られる見通しにあるという。
この報道を受け、きょうの株式市場ではカジノ関連のテーマが一気に注目を浴びている。9日投開票の統一地方選挙でIR誘致を目指す地域政党・大阪維新の会が躍進したことから、既に同テーマへの関心は高まっていたが、この流れが更に強まった格好だ。それとともに、関連銘柄を物色する動きも一段と活発化している。
きょうは、日本金銭機械<6418>やオーイズミ<6428>、テックファームホールディングス<3625>の上昇が目立つ。ユニバーサルエンターテインメント<6425>も高い。コナミグループ<9766>やオリックス<8591>は堅調。このほか、大阪IR関連として思惑が向かいやすい杉村倉庫<9307>、櫻島埠頭<9353>も買われている。